既卒・フリーターの履歴書|学歴・職歴の記入例
既卒・フリーターの履歴書は、学歴を入学・卒業の年月から、職歴をアルバイトの雇用形態・期間・担当作業から書きます。中退は事実どおりに記載し、最後に応募先で使える作業を自己PRへつなげます。
- 学歴欄に書く行の見分け方
- 職歴欄に入れるアルバイトの条件
- そのまま使える書き方の例
- 記入の前に確かめる5項目のチェックリスト
- 状況別の当てはめと、提出までの手順
公的情報源: 厚生労働省「応募書類の作り方 パンフレット」(参照)/ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」(参照)
- 学歴欄は、どこから書き始めればいい?
- 卒業後のアルバイトは、職歴欄に入れるのかな
- 書くことが少なくて、欄が埋まるか不安
この記事で手に入るのは、自分の場合はどこから書けばいいかの判断と、書き始める前に確かめる項目です。先に決めごとを済ませておくと、書き直す時間が減ります。
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次にやること: 今日は、学校の入学と卒業の年月だけをメモに書き出してください。
目次
まず履歴書の様式を選び、学歴の年月を並べます
最初に決めるのは様式です。様式を先に決めれば、書く欄の並びも記入の順番も決まります。
答えは、応募先から指定があればその様式、指定がなければA4版の様式例です。 厚生労働省は履歴書の様式例を作成して公表しています。
指定があるかどうかで分ける
募集要項や求人票に様式の指定があることがあります。そのときは指定のほうを使ってください。 指定がなければ、公表されているA4版の様式例を使います。
| あなたの状況 | 使う様式 | その理由 |
|---|---|---|
| 応募先から指定がある | 指定された様式 | 指定に従って書きます |
| 指定がない | A4版の様式例 | 欄の並びが公表されていて、迷いどころが少ない |
| 手元に古い様式しかない | 使わずに用意し直す | 右下に「保護者」欄がある古い様式は使わないでください |

表の3行目です。手元に古い様式があると、ついそれを使いたくなります。ただし、欄の構成が今の形式に合っていない可能性があります。過去に使った様式をそのまま使うのではなく、指定を確認してから様式を決めてください。
書き方に迷ったときの相談先
ハローワークでは、履歴書の書き方のセミナーと、書類の添削アドバイスも行っています。 一人で決めきれないときは、この2つを使えます。添削は、書いたあとに出せるので、下書きの段階で相談しておくと手戻りが減ります。
次にやること: 募集要項に様式の指定があるかを、今日1回だけ見てください。
指定は、募集要項のほか、求人票の備考欄に書かれていることもあります。どこにも見つからないときは、指定なしとしてA4版で進めてかまいません。
職歴欄にはアルバイトの期間と担当作業を書きます
学歴欄で最初に迷うのは、1行目です。並べる行が2種類しかないと分かれば、あとは順番どおりに埋めるだけです。
答えは、高等学校の入学から書いて、「入学」と「卒業(修了)」を古い順に並べるです。厚生労働省のパンフレットは、学歴について「学校への入学及び卒業(修了)の経歴を古い順に記載します」としています。
1行目は、高等学校の入学です
パンフレットの記載例では、学歴欄の最初の行が高等学校の入学です。中学校の行はありません。 中学校から書くかどうかで止まってしまう人は、この点を先に確認しておくと進みます。
様式のほうに書き出しの指定があるときは、その指定に従ってください。
| 書く行 | 書き方の形 | 添えること |
|---|---|---|
| 入学 | 「◯年◯月 ○○高等学校 入学」 | 年号は、和暦か西暦のどちらかに統一します |
| 卒業(修了) | 「◯年◯月 ○○高等学校 卒業(修了)」 | 高校・専門学校・短大・大学では、学部・学科・コース・専攻も書きます |
年号は、和暦か西暦のどちらかにそろえる
年号は和暦か西暦のどちらかに統一します。 学歴欄は和暦、職歴欄は西暦、という混ざり方が起きやすいところです。どちらを使うかを先に決めて、メモの段階でそろえておいてください。
学部・学科・コース・専攻まで書く
高校・専門学校・短大・大学では、「学部、学科、コース、専攻」も書きます。 学科名が残っていると、応募先は職種との関係を読み取りやすくなります。卒業の行だけでなく、入学の行にも同じ学科名をそろえて書いてください。
学歴欄と職歴欄は、分けて書く
様式には、学歴欄と職歴欄を「各別にまとめて書く」と印刷されています。 学校のことは学歴欄、勤務先のことは職歴欄です。同じ内容を両方の欄に書くと、読み手が経歴をたどりにくくなります。

次にやること: 学歴欄の1行目に書く学校名を1つ決めて、メモの年号とそろえてください。
学歴欄で止まりやすいのは、やはり1行目です。高等学校の入学から書き始めれば、あとは卒業(修了)までを古い順に並べるだけです。
職歴欄に、アルバイトは入れられる?
職歴欄を空欄のまま出してしまうのは、もったいないことです。書き方しだいで、残せる経験があります。
答えは、卒業後のアルバイトは入れる、学業期間中のアルバイトは原則として入れないです。 ただし、学業期間中でも、就業職務内容が応募先の職務内容に関係している場合などは、アルバイト就業であることを明記したうえで記載します。
いつ働いたかで、書くかどうかが決まる
| 働いた時期 | 職歴欄に書くか | 書き方 |
|---|---|---|
| 卒業後 | 書きます | 「○○会社○○店 入社(アルバイト)」のように、雇用形態をかっこ書きで添えます |
| 学業期間中 | 原則として書きません | 職務内容が関係する場合は、アルバイト就業であることを明記して書きます |
| 在職中 | 書きます | 最後の行に「現在に至る」と書きます |
そのまま使える書き方の例
書き出しの形を決めておくと、勤務先が増えても並べ方で迷いません。入社と退社は別の行に分け、それぞれの行の年月の欄に時期を書きます。
- 会社で働いた場合、「◯年◯月 ○○会社○○店 入社(アルバイト)」の行と、「◯年◯月 ○○会社○○店 退社」の行
- 会社以外で働いた場合、「◯年◯月 ○○病院 勤務(アルバイト)」の行と、「◯年◯月 ○○病院 退職」の行
現在も働いているときは、最後の行に「現在に至る」と書きます。
会社以外(学校・病院・個人事業所・官公庁など)で働いた場合は、「入社・退社」ではなく「勤務(又は入職)・退職」を使います。 ここを「入社」のままで書くと、書き方の決まりから外れます。
最後の行に書くこと
職歴の最後には「以上」と書きます。在職中なら、最後の行に「現在に至る」と書きます。 この1行がないと、経歴がそこで終わっているのか、続きがあるのかが読み手に伝わりません。

次にやること: 職歴欄に書くアルバイトを卒業後から1つ選んで、勤務先名と働いた期間をメモしてください。
職歴欄は、空欄のままにしておく欄ではありません。卒業後のアルバイトも、明記すれば書ける経験です。書く材料の集め方は、空白期間はどこに書く?応募書類にその欄はないで扱っています。
たとえば、こんな場合はどう書く?
立場によって、書く行の数も、職歴欄に入る経験の量も変わります。自分に近い行を1つ選んで、その内容を自分の経歴に置き換えて読んでください。
| たとえば、こんな場合 | 学歴欄 | 職歴欄 |
|---|---|---|
| 大学を卒業して、フリーターを3年続けている | 高等学校の入学から大学の卒業までを古い順に | 卒業後のアルバイトを勤務先ごとに、明記して書きます |
| 短大や専門学校を卒業して、現在も在職中 | 高等学校の入学から卒業(修了)まで | 在職中の勤務先を最後に置き、その行に「現在に至る」を添えます |
| 高校を卒業して、アルバイトを続けている | 高等学校の入学と卒業の2行 | 「入社(アルバイト)」の形で勤務先を並べ、最後に「以上」と書きます |
| 大学を卒業して、学業期間中のアルバイトが長かった | 高等学校の入学から大学の卒業まで | 原則として書かず、職務内容が応募先と関係する場合だけ明記して書きます |
- 卒業後のアルバイトが1年以上ある(職歴欄に書けます)
- 働いた年月が分かるメモや給与明細が手元にある(期間を埋められます)
- 職務内容が応募先と関係している(学業期間中でも明記して書けます)
- 学歴欄を中学校から書こうとしている(記載例は高等学校の入学からです)
- 学歴欄と職歴欄に同じことを書いている(欄は各別にまとめるものです)
- 卒業後のアルバイトを「経験なし」として省いている(明記すれば書けます)
どの行に当てはまる場合でも、最初に決めるのは1行目です。1行目が決まれば、そのあとは古い順に埋めていけます。
次にやること: 上の表から自分の行を1つ選び、その行のメモだけを作ってください。
書類の骨格が決まったら、次に迷うのは出す先です。自分の場合はどの求人を使えるのかを、面談で1回確かめられます。
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次にやること: メモができたら、登録して希望する職種を1つ選んでください。
書類全体で、気をつけることは?
細かい決まりで書き直しになると、時間がもったいないです。書類全体の決まりだけは、先に押さえておきましょう。
| 見る場所 | 決まり |
|---|---|
| 文体と年号 | 「です・ます」調。年号は和暦か西暦のどちらかに統一します |
| 記号 | 繰り返し記号「〃」、「同上」、「同社」は使いません。正式な名称で書きます |
| 修正 | 修正液・修正テープ・二重線・訂正印での修正はできません。最初から書き直します |
| 日付 | 記載日ではなく、提出日を書きます |
| 「本人希望記入欄」 | 空欄にしません。「特になし。」と書くか、希望職種などを書きます |
| 応募先の敬称 | 文書では「貴社」を使います。「御社」は使いません |
「〃」「同上」「同社」は使わない
繰り返し記号「〃」、「同上」、「同社」は使いません。正式な名称で書きます。 同じ勤務先が続く場合でも、社名と店名は省略せずに書いてください。あとから見返したときに、どの行がどの勤務先なのかが分からなくなるためです。
あとから直せないものから先に
表のうち、あとから直せないのは修正の決まりです。修正液・修正テープ・二重線・訂正印での修正はできません。最初から書き直します。 だから、えんぴつで下書きをしてから、ペンで書き写す順番が安全です。
日付は、記載日ではなく提出日を書きます。 提出日がまだ決まっていないときは、書類を出す日を先に決めてから、日付の欄だけをあとで埋めてください。
「本人希望記入欄」は空欄にしません。「特になし。」と書くか、希望職種などを書きます。 空欄のまま出すと、希望を伝える欄が空いたままになります。
提出の前に、もう一度見るところ
| 見る場所 | 確認すること |
|---|---|
| 修正のあと | 修正液・修正テープ・二重線・訂正印を使っていないか |
| 記号 | 「〃」「同上」「同社」を使っていないか |
| 敬称 | 文書で「貴社」を使っているか |
| 職歴の最後 | 「以上」、在職中なら「現在に至る」があるか |
書類の送り方まで含めて迷う場合は、応募書類の送り方|メール・郵送の文面と提出前チェックも参考にしてください。
次にやること: 手元の様式の右下に「保護者」欄がないかを確認してください。
履歴書を書く前に確認する5項目(チェックリスト)
記入を始める前に、この5つを上から順に確かめてください。順番に意味があり、上から見ていくと判断がぶれません。
| # | 確かめること | どこで見るか | これでOKとする基準 |
|---|---|---|---|
| 1 | 様式の指定 | 募集要項・求人票 | 指定があればその様式、なければA4版の様式例 |
| 2 | 「保護者」欄の有無 | 手元の様式 | 右下に「保護者」欄がある古い様式は使わない |
| 3 | 年号の統一 | 下書きのメモ | 和暦か西暦のどちらかにそろっている |
| 4 | 日付の欄 | 記入欄 | 記載日ではなく提出日を書いている |
| 5 | 「本人希望記入欄」 | 記入欄 | 空欄にせず、「特になし。」か希望職種を書いている |
5項目のうち、2番と3番は手元で決まります。1番は募集要項を見ないと分からないので、先に開いてください。
- 学歴欄を中学校から書くかどうかで止まる。記載例は高等学校の入学から始まっています。
- 職歴欄が空欄になる。卒業後のアルバイトは、明記したうえで書けます。
- 学歴欄と職歴欄に同じことを二度書く。欄は「各別にまとめて書く」ものです。
- 提出日の欄を空けたまま出す。日付は提出日を書く欄です。
次にやること: この5項目を、手元の様式と照らして1つずつ確認してください。
1番と2番は様式を選ぶ段階で決まります。書いている途中で迷いが出たら、3番から5番を見直すと、原因が見つかります。
記入から提出までの手順
書く順番を決めておくと、手が止まる時間が短くなります。
- 募集要項と求人票を読み、様式の指定を確認する。
- 指定がなければ、A4版の様式例を用意する。
- 学校の入学と卒業(修了)の年月、働いた勤務先と期間をメモに出す。
- 学歴欄を高等学校の入学から古い順に書く。中学校の行は書かない。
- 職歴欄に卒業後のアルバイトを「入社(アルバイト)」の形で書き、最後に「以上」または「現在に至る」を書く。
- 日付の欄に提出日を書き、「本人希望記入欄」を埋める。
- 通しで読み直し、直す箇所があれば最初から書き直す。
3番のメモを先に作ると、書く欄で迷いが残りません。メモができていれば、記入そのものは迷わずに進みます。
書類は書けても、出す先が決まっていないと次へ進めません。自分の場合はどの求人が使えるのかを、面談で1回確かめられます。
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次にやること: まずは1社だけ登録して、求人を1巡見てください。
よくある質問
学歴欄は、中学校から書きますか?
厚生労働省のパンフレットの記載例では、学歴欄の最初の行が高等学校の入学で、中学校の行はありません。 様式のほうに書き出しの指定があるときは、そちらに従います。指定がなければ、高等学校の入学から始めてください。
学業期間中のアルバイトは、職歴欄に書きますか?
通常は記載しません。 ただし、就業職務内容が応募先の職務内容に関係している場合などは、アルバイト就業であることを明記のうえで記載します。 書き方は「○○会社○○店 入社(アルバイト)」のように、雇用形態をかっこ書きで添えます。
書き間違えたときは、修正液で直せますか?
修正液・修正テープ・二重線・訂正印での修正はできません。最初から書き直します。 時間はかかりますが、直した跡が残るより、最初から書き直した1枚のほうが読みやすくなります。
「保護者」欄のある様式しか手元にないときは、どうすればいいですか?
右下に「保護者」欄がある古い様式は使わないでください。 A4版の様式例が公表されているので、それを使ってください。 手元に印刷できる環境がないときは、ハローワークの窓口で書き方を相談するときに、あわせてたずねてください。
職歴欄に書けることが少ないときは、空欄で出してもいいですか?
空欄のままにしておく欄ではありません。卒業後のアルバイトは、明記したうえで書けます。 学業期間中のアルバイトも、職務内容が関係している場合などは、アルバイト就業であることを明記して書けます。 期間の書き方で迷うときは、空白期間はどこに書く?応募書類にその欄はないも見てください。
職歴欄は、どこまで細かく書けばいいですか?
勤務先ごとに、会社名と店名、入った年月と辞めた年月を並べます。 会社以外で働いた場合は「勤務(又は入職)・退職」を使います。 アルバイトであることは、かっこ書きで添えてください。
まとめ
- 学歴欄は「入学」と「卒業(修了)」の経歴を古い順に書きます。記載例は高等学校の入学から始まっています。
- 職歴欄に入れるのは卒業後のアルバイトです。学業期間中は原則として入れませんが、職務内容が関係する場合などは「アルバイト」と明記して書きます。
- 職歴の最後には「以上」、在職中なら「現在に至る」と書きます。
迷ったときは、学歴欄の1行目から決めてください。そこが決まれば、あとは古い順に埋まっていきます。
書類は、出す先が決まっていると書きやすくなります。どの求人を使うか決めきれないときは、面談の日時と場所まで予約できるので、そこで1回確かめられます(提供元サイトの記載)。
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次にやること: 今日は1つだけ、学歴欄の1行目を書き終えてください。
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参考にした資料
-
ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」(厚生労働省履歴書様式例の公表と書類の添削アドバイスの案内) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/career_doc01.html (2026-09-14取得)
-
厚生労働省「応募書類の作り方 パンフレット」(ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」から配布。学歴欄・職歴欄の記載方法と記載例、アルバイト就業の記載方法) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/oubosyorui_pamphlet.pdf (2026-09-14取得)
-
ハローワークインターネットサービス「厚生労働省履歴書様式例(PDF版・A4)」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kouroushourirekishoA4.pdf (学歴・職歴欄は「各別にまとめて書く」。2026-09-14取得)