応募書類の送り方|メール・郵送の文面と提出前チェック
応募書類は、応募先の指定を先に確認し、メールなら件名・本文・添付名、郵送なら封筒・添え状・同封順を整えます。迷ったときにそのまま使える文面を選び、送付後の確認まで終わらせます。
- メールと郵送で、用意するものと手順の違い
- 送付状(添え状)を付けるかの判断と、メール用・書類用の記入例の使い分け
- 封筒に入れる書類の順番と、折らずに入れる方法・折って入れる方法の選び方
- 在中の表記・封のしかた・郵便料金でつまずかないための手順
- 持参を指定されたときに、郵送と変わるところ
- 送ったあとに残す控えと、到着の確認のしかた
公的情報源: ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」/厚生労働省「応募書類の作り方 パンフレット」/厚生労働省 福岡労働局「履歴書・職務経歴書」様式集の送付状記入例
- メールの件名は、何と書けばいいんだろう
- 履歴書は、封筒にどう入れて送るの
- 添え状は、必要なのかな
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目次
応募先の指定を見て、メールか郵送かを選びます
書類ができたあとに迷うのは、送り方です。選択肢はメールか郵送の2つで、どちらも公的な記入例が用意されています。 応募先が持参(持っていく方法)を指定する場合もあります。そのときは応募先の指定に従い、パンフレットにある持参の作法を使います。
応募書類の作り方のパンフレットには、分割版があり、「3.送付状」と「4.応募書類を入れる封筒」がそれぞれ1つの項目になっています。 つまり、送り方は応募書類づくりの一部として扱われています。
各労働局でも記入例が配布されています。たとえば福岡労働局は、送付状記入例をメール用と書類用の2種類で公開しています。

どちらを使うかは応募先の指定で決まります。指定がない場合も、公的な記入例があるので、1から考える必要はありません。
メールなら件名・本文・添付名をそろえます
メールの場合、相手が最初に見るのは件名です。公的な記入例の件名は、応募する職種・送る書類・自分の氏名を組み合わせた形になっています。
本文の組み立ても、記入例の順番どおりにすると迷いません。あいさつ、応募の経緯、送る書類の案内、面接のお願い、という並びです。文面の最後には、自分の氏名・住所・電話番号・メールアドレスを書く欄が置かれています。
添付する書類は、記入例では紹介状・履歴書・職務経歴書の順に並んでいます。 添付し忘れを防ぐため、本文に書いた書類の数と、添付したファイルの数を突き合わせてから送ります。職務経歴書の項目と記載例は、職務経歴書の書き方|様式に材料を当てはめる記入例にまとめています。
送信前には、宛先のメールアドレスと、添付ファイルの名前を確認します。ファイル名は、自分の氏名と書類名が分かる形にしておくと、相手が保存しやすくなります。
郵送する場合
郵送では、封筒の書き方と、同封する書類の一覧が要点になります。封筒の書き方は、パンフレットの「4.応募書類を入れる封筒」の項目で確かめられます。
添え状(送付状)を使う場合は、記入例の構成が使えます。日付、宛名(会社名・部署名・採用ご担当者)、自分の住所・氏名・連絡先、表題、本文、同封した書類の一覧という順番です。
同封する書類は、記入例では「記」として箇条書きにし、紹介状・履歴書・職務経歴書を1通ずつ、枚数も添えて書く形になっています。 書類の枚数まで書いておくと、相手が確認しやすくなります。

封筒と書類の整え方も、パンフレットに書かれています
郵送すると決めたあとに迷うのが、封筒と書類の整え方です。公的なパンフレットには「4.応募書類を入れる封筒」という項目があり、並べる順番から封のしかたまで書かれています。
まず、書類を入れる順番です。上から「送付状」「ハローワークの紹介状」「履歴書」「職務経歴書」の順に重ねて入れます。 送付状をいちばん上に置くのは、受け取った人が最初に同封物の一覧を読めるようにするためです。
入れ方は2つに分かれます。パンフレットは、採用担当者から見ると折られていない書類のほうが取り扱いやすく好印象なので、できれば折らない方法をとるように、としています。
| 入れ方 | 使う封筒 | 書類の扱い | 向く場面 |
|---|---|---|---|
| 折らずに入れる | 大きめの白または薄茶色の封筒(角2型) | 折らずに入れ、ゼムクリップでとめるか、透明のクリアファイルを使う | 用紙がA4で、折り目を付けたくないとき |
| 折って入れる | 白または薄茶色の封筒(長3型。市販の「履歴書」用紙に付属していることもある) | きれいに三つ折りにして入れる | 手元にある封筒が長3型のとき |
封筒の表面左側には「応募書類在中」と朱書きします。 履歴書だけを送る場合も、この書き方でかまいません。
閉じ方は、のり付けで封をし、「〆」印を付けます。パンフレットは、セロハンテープ止めとホチキス止めは厳禁としています。 「〆」の代わりに「×」を書かないようにします。
郵便料金が足りないと、応募先の印象を決定的に悪くします。料金が分からないときは、郵便局の窓口から投函します。パンフレットは、郵送はハローワークの紹介を受けたらすぐに行うものとしています。
- 送付状・ハローワークの紹介状・履歴書・職務経歴書を、この順に重ねる。
- 折らない方法なら角2型、折る方法なら長3型の封筒を用意する。
- 封筒の表面左側に「応募書類在中」と朱書きする。
- のり付けで封をし、「〆」印を付ける(セロハンテープとホチキスは使わない)。
- 料金を確かめて投函する(分からないときは郵便局の窓口から)。
持参を指定された場合は、郵送に準じて準備します
応募先から持参を指定される場合もあります。パンフレットには、持参する場合の記載もあります。
持参するときも、書類は「折らずに入れる方法」で封筒に入れます。封筒は、採用担当者以外の人が代理で受け取る場合もあるため、郵送の場合に準じて表と裏に必要なことを書きます。ただし、応募先企業の住所は除きます。切手と封は要りません。
訪問の前に、電話で訪問時間と採用担当者を確認しておきます。パンフレットは、書類を届けた後に日を改めて面接を行う場合もあれば、その場で面接になる場合もあるとしているため、服装などの身だしなみを整えて訪問するように、としています。
| 項目 | 郵送する場合 | 持参する場合 |
|---|---|---|
| 切手 | 料金を確かめて貼る | 要らない |
| 封 | のり付けして「〆」印を付ける | 要らない |
| 封筒の宛名 | 郵便番号・住所・会社名・部署名・担当者名を書く | 応募先企業の住所は書かない。ほかの記載は郵送に準じる |
| 事前の連絡 | 要らない(投函してから控えを残す) | 電話で訪問時間と採用担当者を確認する |
| 服装 | 面接の予定に合わせる | その場で面接になる場合があるため、整えて訪問する |
送り方は応募先の指定で決まります。指定が持参なら、その指定に従うのがいちばん確かです。
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添え状は、付ける必要がある?
添え状は、必要な場合と不要な場合があります。付けるかどうかは、応募先の指定で決まります。
公的な記入例は、メール用と書類用の2種類に分かれています。 メールの場合は本文が添え状の役割を果たし、郵送の場合は書類に添える形になります。どちらの場合も、書く項目は同じです。
- メール用の記入例は、件名と本文、末尾の連絡先で構成されています。
- 書類用の記入例は、日付・宛名・差出人・表題・本文・同封書類の一覧で構成されています。
書き出しのあいさつは、記入例でも定型の言葉が使われています。季節のあいさつから本文に入り、結びの言葉で締める形です。 長く書く必要はなく、送る書類が伝われば十分です。
添え状を付けるかどうかで迷ったら、応募の案内を読み返します。指定がない場合は、送る書類の一覧が伝わる形にしておけば足ります。
送った後の確認
送ったあとにすることも、先に決めておきます。控えを残しておくと、あとから確認できます。
メールなら送信済みのメール、郵送なら同封した書類のコピーを残します。面接の日程や選考の状況は、求人票の「選考方法」「選考結果通知」の欄が手がかりになります。
応募書類は、提出の前にハローワークの職業相談窓口で添削を受けることができます。 送る前の段階で一度見てもらうと、直す時間を確保できます。
よくある質問
メールの件名は、どう書けばいいですか?
公的な記入例では、応募する職種・送る書類・氏名を組み合わせた形になっています。 件名だけで中身が分かるようにしておくと、相手が探しやすくなります。
添え状は、付けなければいけませんか?
必要な場合は、メール用と書類用の2種類の記入例がそのまま使えます。 付けるかどうかは応募先の指定で決まるため、指定がない場合は求人の案内を確認します。
郵送した履歴書が届いたか、確認してもいいですか?
郵送した書類の到着確認の方法は、応募の案内や求人票の記載で確かめます。書類の添削や送り方の相談は、ハローワークの職業相談窓口で受けられます。
まとめ
- 送り方はメールと郵送の2つです。どちらも公的な記入例が配布されています。
- メールは件名を応募先と中身が分かる形にして、本文はあいさつ・経緯・送る書類・お願いの順に書きます。
- 郵送は封筒と添え状の項目を押さえます。添え状は日付・宛名・差出人・表題・本文・同封書類の一覧です。
まず記入例を1つ開いて、項目だけを写してみてください。埋めるべき場所が決まれば、文章は後から足せます。
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参考にした資料
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ハローワークインターネットサービス「履歴書・職務経歴書の書き方」(応募書類の作り方パンフレットの分割版に「3.送付状」「4.応募書類を入れる封筒」がある。ハローワークではセミナーを開催し職業相談窓口で書類の添削アドバイスを行う。「これらのパンフレット類の転載を禁じます。」) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/career_doc01.html (2026-09-16取得)
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厚生労働省 福岡労働局「履歴書・職務経歴書」様式集(送付状記入例(メール用)Word:14KB、送付状記入例(書類用)Word:15KB、職務経歴書記入例 PDF:663KB、職務経歴書 Excel:47KB、厚生労働省履歴書様式例 Excel:35KB) https://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/hw/kankatsu_shozaichi/kikan02/antmap05/rirekisyo.html (2026-09-16取得)
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厚生労働省 福岡労働局「送付状記入例(メール用)」(件名は応募する職種・送付する書類・氏名を組み合わせた形。本文はあいさつ、応募の経緯と送付書類の案内、面接のお願いで構成。文面の最後に氏名・住所・電話番号・メールアドレスの欄がある) https://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/content/contents/001720314.docx (2026-09-16取得)
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厚生労働省 福岡労働局「送付状記入例(書類用)」(日付、会社名・部署名・採用ご担当者、住所・電話番号・メールアドレス・氏名、表題「応募書類送付について」、頭語と時候のあいさつから本文、結語、記として同封書類(紹介状・履歴書・職務経歴書)を枚数とともに列挙する構成) https://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/content/contents/001894015.docx (2026-09-16取得)
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厚生労働省「応募書類の作り方 パンフレット」(履歴書の記載項目、職歴欄の記載方法、「志望の動機」「アピールポイント」の記載方法、送付状と応募書類を入れる封筒。封筒の項目には、郵送する場合(書類を入れる順番、折らずに入れる方法と折って入れる方法、表面左側への「応募書類在中」の朱書き、のり付けと「〆」印、セロハンテープ止めとホチキス止めの禁止、郵便料金の確認)と、持参する場合(封筒への入れ方、表と裏の記載、切手と封が不要であること、訪問前の電話、身だしなみ)の記載がある) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/oubosyorui_pamphlet.pdf (2026-09-16取得)
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厚生労働省職業安定局・都道府県労働局・ハローワーク「職務経歴書の作り方」(令和8年5月発行。職務経歴書の記載項目と記載例) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/syokurekisyo_pamphlet.pdf (2026-09-16取得)
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ハローワークインターネットサービス「求人情報の入力方法について」(8.選考方法情報 1[採用人数]2[選考方法]3[選考結果通知]4[選考場所]) https://www.hellowork.mhlw.go.jp/enterprise/ent_inputmethod03.html (2026-09-16取得)